おはようございます、
大学院1年生の宮本です。
自粛期間の間に、1番好きな季節である夏も終わりに近づいてきてしまいました。
家族のため、関わる人たちのため、自分のためにも自粛は当然大事ですが、やはり何だか悲しい気持ちになってしまいました。
今回は、そんな時期ではありますが8月から始動した研究室の新たなプロジェクトについての話です。
プロジェクトのキーワードは「播州織」
播州織は兵庫県西脇市を中心に生産される綿織物で、糸を染めてから織る先染めが特徴的です。
1792年にこの地で始まり、明治から昭和中頃にかけて栄えていたのですが、オイルショックやバブル景気の崩壊などの影響もあり衰退を余儀なくされました。
しかし最近では、学生やデザイナーなど若者による播州織の再解釈、ブランド化が活発に行われるようになり、国内に留まらず海外でも評価されるなど新しい波が起こっています。
このプロジェクトでは、この地でいくつかの提案を行っていく予定です。
再び注目を集め始めた播州織の魅力を存分に伝えられるような提案を考えていくと同時に、
全国各地でみられる伝統産業の継承という問いに対して、建築がどう関わりを持ち得るのかという視点においても考えを巡らせていければいいなと考えています。
ミーティングの様子です↓↓↓