慣れ親しんだ京都伏見を調査

こんにちは。4回生の桑原です。
12月に入り、今年も体の芯まで冷える冬の季節になりました。

先日私は卒業制作の敷地調査を兼ねて京都の伏見に行きました!

対象としている敷地は実家からほど近い場所にあります。幼い頃から付近の商店街によく訪れていたため、とても馴染み深い場所です。卒業制作で扱う予定は全くなかったため不思議な感覚ですが、よく知っている場所だからこそわかる地域の特徴や街の空気感を制作に活かすことができそうで楽しみです。

今回は敷地周辺を調査しました。

対象とする敷地は大正12年から今も変わらず賑わいのある商店街を抜け、地元の人に「ごこんさん」という名称で愛される御香宮神社の前を通り過ぎた場所にあります。写真に写っているのは神社のシンボルとなる赤い鳥居ですが、秋にはここを中心にお祭りが行われ、出店や神輿、花笠を見に多くの人が訪れます。

今回は夕方に訪れましたが、買い物帰りの方や高校生、散歩されているご夫婦と地元の方々が行き交い暖かな空気に包まれていました。

卒業制作で新たに建築を組み込む上で、地域の方々によって形作られたまちの歴史を切り離すことなく、その一部となるよう制作することが大切だと感じました。調査からまちの姿を再認識し、あと数ヶ月頑張っていきたいと思います。