今年度から東京の大学でも働き、2つの大学を何とかこなそうと頑張っているD2のナカシタです。
大学付近を散策しておこうと思い、去年研究室のゼミで取り上げた「hocco」へ行きました。建物に関しては住宅特集で見た通りの印象でしたが、1階部分の使われ方やバスの終着場との関係性は実際に見て体験しないとわかりませんでした。ついでに1階の店舗でコーヒーを買いバス乗り場で休憩していると、バスの運転手が建物に入っていき詰所が建物と一体化していることの重要性も感じました。
その後「江戸東京たてもの園」へ行きました。やはりこの敷地内でも存在感を放っていたのが「前川國男自邸」でした。もとは品川区にありましたが移築されてここで見学できます。きちんと外構も整備されているので当時の雰囲気がそのまま残っているのではないかと感じました。
日本の近代建築家の自邸がここまでの保存状態で見られるものは少ないので、大半の時間をここで過ごしてしまいました。
現代においてメンテナンスフリーな素材も多くでていますが、それ以外のメンテナンスが必要は素材はそのものが痛む前に行うものだと思っています。どうしても汚れたり変色した後にメンテナンスを施そうとしますが、その状態ではすでに手遅れなこともあると思います。特に木材に関しては建物に使用された後も生きているので、オイルなどの塗布も定期的に行うのが良いと思っています。(なかなか面倒でできないのですが。。。)
皆さんも機会があればぜひ訪れてください。