久しぶりの住宅模型

こんにちは、連続の投稿となります、B4の中谷です!

内容も前回と同じく、制作物に関するものになりますが、今回はおよそ一年半ぶり?に住宅模型を製作したので、そちらを紹介します

今回はコンペで発 表するための模型でしたので、いつも以上に気合を入れて取り組んだのですが、僕の最も苦手とするスケージュール管理のせいで、結局、完成はバス出発の10分前、そして徹夜状態で発表するはめになりました、、(笑)

のん暮内部

さて、こういった細部まで再現する模型を作る際には、建具(窓や扉など)や家具や人などの添景をつくる必要があります。
そういった細かい部分は、前回紹介したレーザーカッターや、3Dプリンター等の機械を使用することで、綺麗で、同じ品質のものを、手早く量産することができますが、今回の模型では、窓のサッシや、すべての添景を手作りしました。
もちろんのん暮外部機械を使った方が、出来栄えとしては綺麗なのですが、
自分が考え、自分の設計した住宅、という作り手の個性が、ボードの表現だけでなく、模型にも強く反映されるような気がして、僕はなるべく手作りで行うことが多いです。

 

こういった、作り手の個性が反映され、その場所でしか作れないような手作りのものを良しとするか、それとも工業技術を活かし、高品質で普遍性のあるものを良しとするか、という二つの考えは、建築、芸術の歴史の中でもたびたび出てきますが、「この二つの相対する思考を行き来することにモノづくりの本質がある」という、学校の教授の言葉が印象に残っています。

話がそれましたが、自分の考えた住宅が、平面的な表現から、立体的なものとして完成していく模型製作はとても楽しく、充実感のあるものです。
やはり、自身にとって、建築の楽しさは作ることにある!と改めて実感する瞬間でした。

それでは