水と緑

こんにちは。B4の㓛刀です

彦根市は5月中旬に平年よりもかなり早く梅雨入りしたにも関わらず、ここ最近はあまり雨も降らず暑い日々が続いています。

そんな中、ともに共同研究を進めているS大学のSさんが県立大学にいらっしゃいました。
数日間の日程で研究作業を進めています。
作業日の中に半日、休憩をとって滋賀県内の建築を見に行こうということになり、近江八幡の建築を見に行きました。
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天気はあいにくの曇り空でしたが、有名な八幡堀やい くつかのヴォーリズ建築、藤森昭信さんのラ・コリーナ近江八幡などを見て回りました。
建築を見て回る中で、アスファルト舗装された道から八幡堀の横を通る道に降りたときや、ラ・コリーナの駐車場から植栽の溢れる敷地内に入ったときにかなり涼しくなったように感じました。
実際に気温を測ったわけではないのですが、体感気温は数度下がっていたと思います。
この二つの空間には水と緑がありました。八幡堀は言わずもがな、ラ・コリーナでは芝生を維持するために絶えず水を流しているようでした。
日が出ていて気温が35℃といったように非常に暑い季節では快適とはいかないかもしれませんが、今の季節だと快適でした。
環境工学の話になれば気化熱によって気温が下がってといったことが考えられますが、工学的な話を抜きにしても流れる水や滴る水には見る人に涼をもたらす効果があるように思います。加えて、芝生や木陰など経験的にそこが涼しい空間であるとわかっているところは、見た目にも涼しさを感じさせてくれるように思います。
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それでは。